アマルティア・センの『集合的選択と社会的厚生』を開く

II.読解のポイントを探る 【P.12 L.1】

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検討項目

位置 検討する部分 種別 訂正案, コメント
P.12 L.1 (選言と連言について) X



  • 後の「連言」の方は「れんげん」または「れんごん」と読みますが,「選言」は普通「せんげん」としか読まないようです。
  • とはいえ,この2つの記号は「かつ」と「または」と覚えておけば,本書を読む上では十分でしょう。
  • なお,論理学の「または」については,例えば「PまたはQ」というとき,「PとQが両方とも真でもよい」という事情があったことを思い出しておきます。
  • つまり,日本語を含めて通常の言語では「または」(or)はどちらか一方というニュアンスが含まれるのが普通ですが(例えば,英語でもtea or coffee?と聞かれれば,それはどちらか一方を答えるのが普通ですが),論理学の「または」(or)は両方でもよいのでした。





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  • 本ホームページは,Amartya Sen先生の『集合的選択と社会的厚生』(日本語版, 勁草書房)の 特定の記述項目について,読む上でのポイントを考えるものです。
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[2012年4月28日 初版をアップ]


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